イタリア＊ベネチアのエコ事情

水上都市・美しい古都　　ベネチアは人も食料も　　　ゴミも全て船で運ぶ










　夜のしじまのなんと饒舌なことでしょうか・・・・・ジェットストリーム
深夜のラジオを聞いていたら、イタリア・ベネチアのゴミ問題を
テーマに話が流れた。
少し前にベネチアを訪れたので関心を持って聴いていた。

世界遺産の街ベネチアは世界中から観光客が大勢くる。
皆ミネラルウォーターのペットボトルを持っている。
飲んだ後のペットボトルはかなりのゴミの量となって、
ベネチアの衛生局の頭の痛い問題となっていた。

ベネチアの市議会は、「世界環境デー」に、ある計画をスタート
させることを決定した。
噴水の水を飲用水として利用し、ペットボトルの水の消費を抑え
ようという取り組みだ。

市議会は、ベネチアを訪れた観光客に無料でペットボトルを
配布する事にした。
「このボトルを捨てるべからず」という内容が記された
空のペットボトルと、市内122ヶ所の噴水の位置を記した
地図をもらうことができる。

その中に水道の成分表があり、安心して飲める水だと書かれている。
空のペットボトルに噴水の水を入れて、のどの渇きを癒して欲しいと語る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

とてもいい考えだと思う。１個のペットボトルに水が供給できたら
ゴミは出ないものね。
私がベネチア滞在中は、まだ始まっていなかった。

１日にミネラルウォーターを３個以上は買っていた自分。
ベネチアのゴミの事は考えていなかった。
私は反省し、あれから使い捨てペットボトルは極力買わないようにしている。

沖縄の水ミネラル多いから、美味しいお茶や紅茶を作って
マイ水筒に入れて携帯するようにしている。

私にできるささやかなエコです。
それに、節約できて一石二鳥だよね。　







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